前野博紀 Official Blog 『花匠前野』 Produced by model bank

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七夕装飾

ライフスタイル 2008.06.30 20:21:55

昨夜~朝は、太田市場、夜はオークウッドプレミア東京ホテルの七夕装飾。
UPしている画像の装飾は、まだ、イエローウィンというユリとシベリアというユリの白が咲いていない。
これから、数日かけて、咲き始め作品の姿は、日ごとに変化する。
七夕に向かい、黄色と白の星が染め色かすみの天ノ川の周りに咲いてくるというイメージだ。

いけ花は、時間もいける。
どの花がどの順番で咲いていくか・・・1週間で変化し生命を終える芸術である。
それは、見る人との一期一会の瞬間の「美」でもある。

オークウッドホテル東京プレミアは、海外のお客様中心のSTAY型高級ホテルだ。
中は、重厚な色の家具や壁が設えられて、滞在型なだけあって、非常に安心感
というような印象を与える高級ホテルだ。

週に1度は、宿泊者向けのワインPARTYなどもあり、日本的に言うと痒いところに手が
届くホテルである。
元は、ホテルマンの俺にとっては、なかなか満足度があるホテル。
支社長のマーティンさんも厳しい眼をお持ちながらなかなかの、ハンサムGUYで、
エイミーさんは、厳しい中にも朗らかさがあり、きちんと見てくれている心の人だ。

セクレタリーの責任者の中村さんも根っからのホテルマンという感じで、俺にとって
最初にこのホテルでお知り合いにさせていただいた特別な人だ。
まぁ、高級ホテルだけど、こういう場所に滞在するのも良いなぁ・・と最近は、伺うたびに想う。

勿論、国内の旅行の方も滞在OKなので、1度は、宿泊をお勧めする。

まぁ・・・俺はというと・・・想うばかりで、休みのろくに取れないのだけれど。(笑)

染め色かすみ草

ライフスタイル 2008.06.30 13:05:48
おまけ・・・の話。
先日、高砂のデザインを花屋さんに引き継いだ時の画像が先方から届いたのでUPします。


地方のホテルでは、「華道家 前野博紀プラン」等というものも販売されている。
そういう時は、俺の独特のデザインを実際にいける、花屋さんに講習に行くことも多い。
そう・・・これも、要所、要所に染め色かすみ草を使っている。

染め色かすみは、脇役なのに、人の目を引く話題の主役になるアイテムでもある。
俺が、献華させていただいている、護国寺さんにも時々入れさえていただいてる。
護国寺の様な重要文化財の様な重厚な建物の中にも可憐でエレガントなかすみは、
どこか、夢の中に似た想像をかきたてる花である。


ブルーや、グリーンなどは、水や風を想像させ、紫やピンクは、天女の立つ周りの
霞にも思える。染め色かすみ草は、そういう花だ。



先日、護国寺の伊澤さんと今後の活動のためある法王庁日本支部にご挨拶に伺う事に
なり新宿のスタバで待ち合わせをした。
伊澤さんは、俺より少し早く到着をされていて、お茶をされていた。
その場の人たちは明らかに違う衣、外出用の法衣を着れらて、お茶を召し上がる姿の
美しいこと!俺は、一瞬、見とれてしまった。

伊澤さんは、佇まいの美しいひとだけど、伊澤さんの周りにだけは、いつも違う空気
が漂う。歩く時も、足音など全くしない。まるで能役者の様。
伊澤さんとは、あるクラシックコンサートで偶然にも1年以上前にお会いしているの
だけれどうちの弁慶(妻)は、その、佇まいを今でも印象に残っているという。

染め色かすみ草を伊澤さんの周りに配すると・・・そうだね・・・高貴な淡い紫と潔
白だけど優しい白、そして心の温かさを顕す、黄色を少し・・・。

染め色かすみ草は、佇まいの花でもある。

お稽古・・・お稽古・・・かすみ草フェア

ライフスタイル 2008.06.30 12:22:02
ここ数日は、ブログ数日お休み宣言を妻にしてから、
自身のお稽古三昧の日々が続いていた。

本部の家元研究科には、月に一回、それに、俺の親先生が地方から
みえて、妻と2人で稽古をつけてもらう・・・そんな日が続いていた。
実は、俺は、この時間が結構好き。

家元研究科は、家元の作品へのコメントは、これは、本当に最高。
「そうだな。本当に、そう。」と心で頷けるコメントばかり。
自分も指導者なので、このコメントは、本当に参考になり勉強になる。
それに、研究科の年齢を重ねた諸先輩の花は、とても俺に刺激を与えてくれる。
忙しくても、月に1回は、通わないと、最近はこの場が、俺のストレス解消の
大事な場所なのでこのまま、頑張ろうと思う。

また、今月の親先生のお稽古は、これが、楽しい。
親先生と漫才のかけあいかと思うような会話をしながら、1作集中花をいける。
うちの弁慶は、(妻の別名:よく、装飾の時に8mの竹を両手につかんで黒い服で
立っていると、これが、そう見えるんだな~(爆))
そういう、俺と親先生の会話をよそに別の部屋で黙々といけ始める。

そして、出来上がったころにお親先生が、コメントをして下さるのだけど、
毎回、弁慶(妻)の番で、ほぼ言われること、「あ~あ。ほんまによう、あんたら似
た線をだしようなぁ。」と、俺も、その声で、見にいくんだけど、やはり、俺と弁慶(妻)は、
同じ景色を見ているとつくづく想う。

美しいと想う、線や形、色、確かに似ている。
だから、俺は、弁慶を牛若の様に信頼をしている。
俺が、何を言っても、「あ~こういう感じね。」って、当たり前のように言ってくれる。
それで、ハズレがない。

これって?今までお付き合いしてきた人には、無かったんだよね。
誰にも感じた事はなかったけど、弁慶(妻)に出会って話していると何か懐かしくて
懐かしくて涙が出たことがある程、同じ景色・気配を見ている人だった。
それまでは、俺に合う人なんていない・・・そう、想っていた。(笑)
自分が何者かもわからなかったしね。

だから、親にも兄弟にも一生独身宣言もしていた。(笑)
でも、弁慶(笑)も同じだったようだ。
「私は、他人と暮らすことが苦手だから。」と弁慶(妻)はよく言っていた。

花は、いけると人になる。(草月流初代家元勅使河原蒼風著「花伝書}より一部引用)

そう、その言葉通り。
弁慶(妻)と俺は、どこか同じ景色を見ている似た人間なんだ。
だから、花は、その姿をいけた花でそれを見せてくれる。花は、無言ではない。実に雄弁な存在なのだ。


そして、昨夜の夜中~朝にかけて
大田花卉市場に行って、お世話になっている、中央花卉さんで「かすみ草フェア」を
されるということで、かすみ草の小さめの装飾を2点お手伝いでいけこみ。
これは、福島県の昭和花卉研究会という産地のかすみ草。俺の装飾アイテに必須の染め色かすみ草でもある。



生産者の代表でもあり、俺の知恵袋でもある菅家さんも今日は市場に見えるらしい。
写真の中谷さんも斧田社長(紫のパンツが妙にカッコ良かった。)も
かすみ草の前でいろいろ打ち合わせをしながらなんとか、染め色かすみを世の中にもっと出そうと頑張っている。
出来る限りの市場への協力は、日頃の感謝を込めても今後もしていきたいと想う。


でもね・・・この後も草月会に行って、親先生と申請があり、
この夜は、オークウッドプレミア東京ホテルで七夕の装飾のいけ込だ。

う~ん・・・小刻みにしか、ここ数日は寝れない日が続く~~~(笑)
もう、3週間休み無しだけど、これが今月15日までは続くかな。

「まだまだ、小者の花匠前野・華道家 前野博紀だから、働くんですよ!!」と弁慶(妻)は、笑っている。
ここ何回かは、装飾にも復帰しているから、日に日に体調にも自信が出ている様で
やっぱり、弁慶(妻)は、伝説通り不死身かも。(笑)
でもね、確かに弁慶(笑)が装飾チームに入ると、早いんだよ。
何でも。俺でさえ、舌を巻く時があるからね。
でも、最近の俺は、牛若と自身を言えない時がある・・・確かに、肥ってきた~~
~。
大きな装飾ばかりやっているから、体力勝負だからね。食べてしまうんだよ。(笑)
弁慶(笑)の大きさには、ならないようにしないと!



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